Mairingen Fresh Craft Gin (ORIGINAL)
蒸留所
スペック
味わい
ボタニカル
レビュー
「ジンって、こんなに森の香りがするものなんだ」――グラスを傾けた瞬間、そう思わず呟いてしまいました。
舞輪源ジンこと『Mairingen Fresh Craft Gin (ORIGINAL)』は、京都府最北端、丹後半島の深い森に佇む京丹後舞輪源蒸留所が手がけるクラフトジンなんです。標高620メートルの山頂で、朝摘みのボタニカルをその日のうちに蒸留するという、徹底した「フレッシュ」へのこだわりが生んだ1本なんですよ。
さらに注目すべきは、その実績なんです。じつは2024年の開業からわずか1年で、世界三大スピリッツ品評会「SFWSC 2025」にて、最高金賞・Best Japanese Gin・Best Overall Ginの三冠を達成したんですよ。これ、けっこう驚きですよね。国内外から注目を集める、いま最も勢いのある舞輪源ジンを詳しくレビューします。
まずは見た目から――

舞輪源ジンは、シンプルながら洗練されたラベルが印象的なんです。文字は控えめで、森林を思わせる深緑のアクセントが施されていますよ。
ちなみに、冷却濾過をあえて行っていないため、温度によってボタニカルの精油成分が白濁することもあるんです。しかし、これは品質に問題なく、むしろ「自然の香りを生のまま閉じ込めている」という証なんですよ。
そして、ボトルを手にとると、まるで森の湧水を掬い上げているような、清涼で真摯な印象を受けます。なお、箱付きで届くため、ギフトにも最適なんですよ。
舞輪源ジンの一番の魅力――「朝摘み・即蒸留」が生む香りの鮮度
舞輪源ジンの最大の特徴は、「摘んだ瞬間から香りが失われる」という自然の理を、製法で克服したことなんです。
蒸留責任者の真山さんは語っています。
「ボタニカルは摘んだ瞬間から香りが失われます。だから山から戻ったらすぐに蒸留釜へ」
蒸留所周辺の森で朝に手摘みしたクロモジは、30分以内に蒸留釜へ投入されるんですよ。この徹底したスピードが、他のジンでは味わえない「生きた香り」を生み出しているんです。
さらに、使用する水にもこだわりがあるんですよ。
- 硬度10の超軟水(山頂の岩清水)
- 硬度180の超硬水(山麓を流れる天然水)
この2種類を独自の比率でブレンドすることで、芳醇な香りとすっきりした余韻を両立しているんです。14種のボタニカルそれぞれの個性を、水が巧みに引き立てるという緻密な設計なんですよね。
そして何より、創業1年で世界一の称号を獲得したという事実が、その品質を証明しています。2025年11月、サンフランシスコで開催された「SFWSC 2025」において、全380件のジンエントリーの頂点に立ったんです。
審査員全員が金賞と認める「最高金賞(Double Gold)」、日本ジン部門の最優秀賞「Best Japanese Gin」、そして全ジン中の最高峰「Best Overall Gin」。この三冠は、本当に素晴らしい栄誉なんですよ。
舞輪源ジンに使われているボタニカル――丹後の森が育む14種
舞輪源ジンには、14種類のボタニカルが使用されているんです。公式に明記されているのは以下の通りですよ。
- ジュニパーベリー ―― ジンの根幹となる、ピリッとした針葉樹系の香り
- クロモジ ―― 京丹後産。シトラスのような爽やかさと、ほのかな甘み
- 石焙煎熊笹 ―― 熱した石を用いて急速焙煎し、香ばしさを引き出したもの
- 京丹後産有機レモン ―― 近隣農家が育てる、旬の柑橘
その他10種のボタニカルについては、蒸留所が手間暇かけて独自に前処理を施しており、「この森でしか生まれない香り」を追求しているんです。
中でも特筆すべきはクロモジなんですよ。じつは、摘んでから30分以内に蒸留するという徹底ぶりで、茶道の和菓子に添える「黒文字」としても親しまれる和の香りが、ジンの中で洋のスパイスと見事に調和しているんです。
舞輪源ジンの香りと味わい――森林浴のような清々しさ
グラスに注いだ瞬間
まず飛び込んでくるのは、柑橘系の爽やかさなんです。レモンやユズのような明るい香りが、ふわりと広がりますよ。
その直後、クロモジの清涼感が追いかけてくるんです。まるで森の中で深呼吸したときのような、すっと鼻に抜けるグリーンノート。そしてジュニパーベリーのピリッとしたスパイシーさが、全体を引き締めます。
一口飲んだ瞬間
口に含むと、まずほのかな甘みが舌の上にやさしく広がるんです。これは超軟水がもたらす柔らかさと、ボタニカルの自然な甘さによるものなんですよ。
つづいて、熊笹の香ばしさと、クロモジのシトラス系の風味が重なり、複雑でありながら調和のとれた味わいになるんです。アルコール度数47%ながら、刺激は穏やかで、余韻はすっきりしているんですよね。後味に残るのは、森の空気のような清々しさなんです。
ちなみに、公式テイスティングノートによると、「木漏れ日や鳥のさえずり、森を吹き抜ける風の香りまでも感じさせる」とのこと。じつは舞輪源ジンを飲んでみると、その表現に深く納得するんですよ。
舞輪源ジンのおすすめの飲み方とどんな日に
舞輪源ジンの魅力を最も引き出すのは、ジンソーダなんですよ。
【おすすめレシピ】
- 舞輪源ジン:45ml
- 炭酸水:120ml
- レモンスライス:1枚
- 氷:適量
炭酸水と合わせることで、ボタニカルの香りが一層立ち上がり、森の風が吹き抜けるような爽快感が生まれるんです。また、レモンを添えれば、クロモジのシトラス感が増幅され、夏の暑い日でもすっきり飲み干せる1杯になるんですよ。
もちろん、ジントニックも王道ですよね。トニックウォーターの甘みと、ジュニパーベリーの風味が絶妙にマッチするんです。
【こんな日におすすめ】
- 週末のリラックスタイムに、森林浴気分を味わいたいとき
- 仕事終わりの一杯として、頭をリセットしたいとき
- 大切な人との食前酒として、会話を弾ませたいとき
特に、自然や山が好きな方にはたまらない1本なんですよ。都会の喧騒を忘れ、一瞬で京丹後の森へトリップできるんです。
似た系統のジンとの違い――舞輪源ジンならではの鮮度
国産クラフトジンの中でも、ボタニカルの鮮度にこだわった銘柄はいくつかあるんです。しかし、「朝摘みして30分以内に蒸留」という徹底ぶりは、舞輪源ジンならではなんですよ。
たとえば、同じく森のジンとして知られる「季の美」や「ROKU」と比較すると、それぞれに異なる個性があるんです。
- 季の美:京都の和の素材を用い、繊細でエレガントな味わい
- ROKU:日本の四季を表現した、バランスの良いジン
- 舞輪源ジン:朝摘みボタニカルの鮮烈な香りと、森林浴のような清涼感
つまり、舞輪源ジンは「生の香り」を最も重視しているため、他のジンと比べて香りの立ち上がりが早く、余韻も爽やかなんですよね。森の中で深呼吸するような、ナチュラルで力強い香りが特徴といえるんです。
舞輪源ジンはどこで買える?
舞輪源ジンは、以下の方法で購入できますよ。
【購入方法】
- 公式オンラインストア(京丹後舞輪源蒸留所公式EC)
- 楽天市場などのECサイト
- 京丹後市内の飲食店やバー(一部店舗で取り扱いあり)
- 専門の酒販店(クラフトジン取扱店)
【参考価格】
- 700ml:¥5,610(税込)
- 200ml:¥2,310(税込)
- 170ml:¥2,530(税込)※蒸留所限定
※価格は2026年6月時点の情報です。
まとめ――舞輪源ジンは世界一のフレッシュジン
舞輪源ジンは、京丹後の豊かな自然と、造り手の真摯な姿勢が生んだ、唯一無二のクラフトジンなんです。
朝摘みのボタニカルを30分以内に蒸留し、2種類の天然水を独自にブレンド。14種のボタニカルが織りなす「生きた香り」は、他のジンでは決して味わえません。
そして、創業1年で世界三大品評会の三冠を達成したという事実が、その品質を何よりも雄弁に物語っているんですよ。
一口飲めば、京丹後の森へとトリップできる。そんな体験を、ぜひあなたも舞輪源ジンでしてみませんか。
さあ、かんぱーいー!
